人生で一番嫌いな本を紹介するよ‼︎
みなさんご機嫌いかがですか? サイタマ光です。
はてなブログを巡回していると、「2015年、読んでおもしろかったおススメの本〇〇冊」みたいな記事が多いですね。たしかにこのような記事は読んでいてすごく参考になるし、自分の中の視野が広がります。
そこで私はあえて人生で一番嫌いな本を紹介します。なぜなら私は人が好きなものよりも、むしろ嫌いなものの方に興味をそそられるからです。他人が嫌いなものって、その人の価値観がダイレクトに伝わってくるので面白いですし、自分と相性が合うか合わないかを判断するのに良い判断材料となる気がします。
実際私の友人関係も、好きなもの(趣味等)が一緒の人よりも、嫌いなもの(苦手な価値観)が一緒の人の方が結果的に長く関係が続いています。不思議なものです。
話が脱線したので元に戻します。
まず本を選ぶ時の注意事項として、勉強の本や古典、雑誌等は省いています。小説に絞って選びました。また本は、その本をいつ読んだかによってもだいぶ印象が異なりますよね。したがって私は、この本は今読んでも絶対面白くないと言い切れる自信があるもので、思い出すと今でもイライラしてくる本を紹介します。
それでは発表します。私が人生で一番嫌いな本、それはリアル鬼ごっこです。パチパチ(拍手)
アマゾンの内容紹介より引用をしておきます。
続編が待望の映画化で話題の山田悠介の大ベストセラー!(佐藤〉姓を皆殺しにせよ! 西暦3000年、国王は7日間にわたる大量虐殺を決行。佐藤翼は妹を救うため、死の競走路を疾走する。若い世代を熱狂させた大ベストセラーの〈改訂版〉。
この本を買った背景
この本を買った時、私はまだピチピチの高校1年生で、地元の小さな本屋に行くと、ちょうど映画の公開に合わせて「話題の本」コーナーにリアル鬼ごっこが置いてありました。
当時私は純粋だったので、巷で話題の本=おもしろい本という単純な思考回路の持ち主でした。なのでリアル鬼ごっこを見た瞬間に「おっ、これはCMで見た映画の原作本だな。おもしろうそうだし、買ってみよ。」と、特に立ち読みもしないまま、あっさりと購入を決意したのでした。
今の高校生なら、その場でスマホを用いていろいろ評判を調べてから買うのでしょうが、当時の私は、まだガラゲーを親から買ってもらって数か月という感じで、携帯もパケット定額のコースではなかったので、インターネットには極力つないでいなかったのです。
もし当時ネットでいろいろ評判を調べていたら、おそらくリアル鬼ごっこは買っていません(笑)
人生で一番嫌いな本に選んだ理由
ではなぜ私がこの本を選んだかと言うと、それは日本語の表現力が作家とは思えないほど低レベルで、読んでいると、だんだん気持ちがげんなりしてきて、手が震えるほどイライラしたからです。
当時は自分の貴重なお小遣いで本を買っていたので、「こんな本を新品で買ってしまった。あ~最悪だ。このお金でファミリーマートのファミチキでも買えば良かった。」と、本当に後悔しました。その思いがイライラに拍車をかけていました。
アマゾンのカスタマーレビューを見ていると、本の中身の文を一部紹介している人がいたので、載せておきます。
「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」
「もの凄く機嫌が悪く、不機嫌な顔をして」
「騒々しく騒いでいる」
「いかにも挙動不審な行動で」
「そう遠くなく、近いようだ」
「最後の大きな大会では見事全国大会に優勝」
「愛を探すしかほかないのだ」
「十四年間の間」
「うっすらと人影がかすかに現れた」
「しかし、洋の姿は何処にも見当たらなかった。何処を探しても、洋の姿は見当たらない」
「佐藤さんを捕まえるべく鬼の数である」
「ランニング状態で足を止めた」
「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」
「営々と逃げ続けた」
「もう一度首を右に左に素早く後ろへと回し、ぐるりと体を反転させた」
「一人の鬼が瞳の奥に飛び込んだ」
ゆとりを持つことは幸せへの第一歩! ではさようなら~