ゆとりとりどり

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埼玉県に生息する20代の社会福祉士です。ゆとりのある生活を模索中。お金を増やすため、投資信託にも挑戦しています。このブログは日々の疑問や考え、不平不満を本音で書いています。

宝くじの高額当選者は本当に不幸になるのか?

 




みなさんこんにちは、サイタマヒカルです。

 

みなさんは宝くじを買っているでしょうか?

 

 

自分はたまに3000円程度の少額のスクラッチをやる程度です。

 

昨今宝くじに高額当選した人は不幸になるという通説が広まっています。

 

私が宝くじで当たった人が不幸になることを知ったのは、『宝くじで1億円当たった人の末路』という本を読んだことがきっかけでした。

 

簡単に言うと、宝くじで高額当選した人は

 

当選して気持ちが大きくなる➡散財したり他人からお金の要求をされる➡他人が信用できなくなり、お金も失う➡お金が尽きて独りぼっち

 

という感じのストーリです。

 

しかし本当に宝くじで高額当選した人は不幸になっているのでしょうか?

 

今日は高額当選した人にスポットを当て述べていきます。

 

高額当選者は幸福になっていた? 

 

先日読んだ『誰もが嘘をついている~ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』という本には高額当選について興味深いことが書いてあったので引用します。

 

  棚ぼたの収入が与える影響を探るため、エコノミストは宝くじに当たった人と外れた人を比較する。この種の研究の結論は総じて、宝くじに当たると短期的には幸福にはならないが長期的には幸せになるというものだ。*1

 

 また巻末のデータを読むと、そもそも宝くじに当たっても不幸になるという研究は

1978年に行われていたが、小規模な研究対象者の中から結論を出したことも書いてありました。つまり研究として信憑性に欠けるということですね。

 

私は参考文献として紹介されていたニューヨークタイムズの「HowtoWintheLottery(Happily)」という記事を読んでみました。

 

自分は英語が不得意なのですべてを理解はできませんでしたが、簡単に説明すると

 

  • 高額当選者はお酒やタバコの量が増えるが、体の健康状態は当選前と変わらなかった。それはお金を持つことによって心理的にポジティブな状態が増え、体の健康も向上した。
  • 高額当選した短期期間は心の状態が低下したが、その後心理状態は向上し、結局高額当選していない人よりも心の状態が良かった。
  • 高額当選した人は派手な金遣いを控え、投資を行うようになる。

ざっとでしたが、このようなことが書いてありました。他にも色々書いてあったので、詳しく知りたい人は原文を読んでみてください。またこれは欧米の研究結果なので日本人にそのまま当てはまるわけではないですが、研究結果として、とても参考になります。

 

つまりこの研究結果を参考にして、簡単ですがフローチャートに当てはめると

 

高額当選して気持ちが大きくなる➡当選直後は散財したり他人から金の要求等で嫌な目に合う➡その後改心して無駄遣いを減らし、投資等で資産を増やす➡結果的に体と心の健康状態が向上する。

 

と言ったところでしょうか。何だかんだ言って高額当選したわけなので、多少他人からお金を取られたり散財しても、まだ余裕があり再起できるといった感じですね。

 

最後に

みなさんの中には高額当選して不幸にならないか心配な人がいると思いますが、安心してください。

 

当選した直後は多少嫌な目に合いますが、それ以降は大金を上手に使い、幸せになっていくはずです。高額当選したら弁護士や税理士に相談することも有効だと思います。

 

ただ宝くじで1億円当てる確率は500万分の1、6億円当てるには1000万分の1であり、まず当たることはありません。本当に夢を買う感じです。

 

詳しい確率論については他のサイトを参考にするとして、宝くじを買うのって本当にバカらしいな、それより明日の夕飯や趣味に精を出した方が人生は有意義だなと思った今日この頃です。(この記事もほとんどの人には当てはまらないため無駄かも知れません)

 

以上です。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

宝くじで1億円当たった人の末路

宝くじで1億円当たった人の末路

 

 

*1:第六章~宝くじに当たると近所の人が破産する~電子書籍位置No3305