ゆとりとりどり

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埼玉県に生息する20代の社会福祉士です。ゆとりのある生活を模索中。お金を増やすため、投資信託にも挑戦しています。このブログは日々の疑問や考え、不平不満を本音で書いています。

日本の結婚制度は多夫多妻制になったらおもしろいと思う

みなさんご機嫌いかがですか? サイタマ光です。

 

私は元来一夫多妻制という制度に疑問を抱いてます。別に好きになったら複数の人と結婚しても良いかも?と思っています。

 

今日は多夫多妻制(男女ともに複数の人と結婚できる制度)になったら、いろいろおもしろいのにな~と思い、不謹慎かもしれませんが書いていきます。

 

ところでなぜ一夫多妻制ではなく多夫多妻制を私が主張するのかと言うと、単純に一夫多妻制では夫が複数の妻と結婚できますが、妻は一人の夫としか結婚できないので、平等ではないからです。現在の法律に適合させるなら多夫多妻制の方が現実的だと思います。

 

なぜ多夫多妻制なのか?

 

私がこの多夫多妻制について考えるきっかけになった発端は中学生時代にさかのぼります。そのころの男子学生だったら一度は話題にするであろう、あの質問を受けたのです。

「ねえねえサイタマはAちゃんかBちゃん(どっちも可愛くて人気がある女子)、付き合うとしたらどっちが良い?」

 

私はこれを聞いて本当に迷いました。どちらの女子も僕にとっては高嶺の花であって、とても付き合える身分ではないからです。そこで私はふと思ったのです。そもそもなぜ一人としか付き合ってはダメなのかと。だったらどちらとも付き合えればそれが一番良いことだし最高じゃないか。その時私は一人としか付き合えないというのは、人間の可能性を縮めているのではないかと疑問に感じたことを覚えています。

 

あれから約十数年の時を経て、あの思いをこうしてブログに書くことになろうとは思いもしませんでしたが、こうして書くことになりました。

 

とにかく私がここで言いたいのは人間は一人の人だけでなく、複数の人間を同時に愛せるということです。それは私の個人的感情ではなく歴史が証明しています。

 

日本は一夫多妻制の国だった

 

そもそも日本の歴史に目を向ければ、一夫一妻制より、一夫多妻制が一般的でした。例えば平安時代は通い婚と呼ばれ、男が女の家に三日連続で通うと結婚が成立したのです。なので男は何人とも結婚ができました。(ただし正妻は一人と決まっていた)

 

戦国時代も正妻を含めて側室という公認の愛人がいました。実際織田信長には9人の妻がいたと言われています。(妻だけで野球チームが作れますねw)江戸時代だって、大奥では日夜女たちが将軍の子供を産もうとバトルを繰り広げていました。そこには一夫一妻制なんて存在しません。

 

正式に日本に一夫一妻制が確立されたのは、明治31年民法で定められてからです。つまり一夫一妻制が正式に誕生して約120年しか経っていないのです。なので日本人は意外と多夫多妻制になっても、それを受け入れるだけの精神は根本に根付いていると考えています。

 

次は多夫多妻制のメリットを述べていきます。

 

多夫多妻制は結婚が気楽にできる

 

現在の結婚制度では私たちは気軽に結婚ができません。それは結婚が人生の一大イベントとされており、一生結婚相手と二人で添い遂げていく覚悟をするからです。(まあ離婚も多いですけどね)

 

しかし多夫多妻制になれば結婚に対するハードルが下がります。なんせ何人とも結婚しておkなのですから、パートナー選びに迷うことも減ります。

 

例えばネット上では結婚相手の条件として、「イケメンで低年収な人」か「ブサイクで高年収な人」がいいのか、「美人だけど性格が悪い人」か「ブスで性格が良い人」がいいのか、というようないろいろな論争が日夜繰り広げられています。しかし、多夫多妻制ならこんな心配はありません。気になったら両方と結婚すればよいのです。

 

そして複数の人と結婚すれば、役割分担も自然にできます。一番目の夫はお金を稼ぐ能力はあるけど家事や育児はできない。二番目の夫はお金はあまり稼げないけど、家事や育児に積極的に参加してくれるみたいな感じで。今は核家族が主流で、あまり祖父母を頼りにできない時代です。複数人と結婚することにより、仕事や家事、育児をカバーし合えたら良いですよね。

 

多夫多妻制は子供に良い影響を与える

 

子供は親の背中を見て育ちます。そしてその影響は大きいです。良くも悪くも親によって子供の人生は大きく変化する可能性があります。

 

親が複数人いれば、子供にいろいろな生き方を示すことができます。私の好きな本に、井坂幸太郎さんの『オー!ファーザー』という小説があります。高校生の主人公、由紀夫にはお父さんが4人、お母さんが1人がおり、一つ屋根の下で一緒に暮らしています。

 

父親の4人は、ギャンブル好きの鷹、博識で物知りの悟、女好きの葵、スポーツ万能の勲、といった個性的な面々です。現実でこのようなバラエティー豊かな家族構成になったら、その子供はそこら辺の子供より何倍、いや何百倍もいろいろな経験を積むことができ、生きる上での知恵も容易に学ぶことができます。つまり子供にとって父親が複数人いる環境は、決して悪いことでなく、教育上良い影響を与えることができるのです。(母親が複数人いても同じです)

 

一応弁明しておくと、一夫一妻制が日本で続く限り、私は浮気を薦めるつもりはありませんし、するつもりもありません。あくまで多夫多妻制は私の願望という妄想に近いです。

 

しかし私たちが一般的に父親や母親が複数いることはおかしいと考えるのは、しょせん現在の道徳的価値観に照らし合わせて考えているからにすぎません。愛の形は十人十色、いろいろな結婚形態があっても良いと思っています。

 

ゆとりを持つことは幸せへの第一歩! ではさようなら~

 

オー!ファーザー

オー!ファーザー