ゆとりとりどり

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埼玉県に生息する20代の社会福祉士です。ゆとりのある生活を模索中。お金を増やすため、投資信託にも挑戦しています。このブログは日々の疑問や考え、不平不満を本音で書いています。

ニートの人は就職じゃなくて起業をした方が良いと思う

みなさんご機嫌いかがですか? サイタマ光です。

 

福祉の世界で若者支援事業といえば、ニート(引きこもりを含む)の人が就労できるようにスキルを身に着けさせたり、マナー講座を実施して社会の中に適応させる等が挙げられます。

 

しかし私はニートの人は就職をするのではなく、起業をすればいいんじゃないの?と考えています。

 

今日はニートの人が起業した方が良い理由について三点述べていきます。

 

どんな人でも起業が簡単にできる

 

現在の日本では昔と比べ、起業することへの敷居が低くなっています。

 

詳しくは起業に関する本や記事を読んで勉強してもらいたいのですが、株式会社は理論上は1円から作れます。(実際は会社の登記の関係で約20万円かかる)

 

「え~けっこうお金かかるじゃん。」と思うかもしれませんが、貯金や親を頼れば実現可能な金額だと思います。

 

そして仮にニートの人が一念発起して株式会社を設立し、自分が代表になれば、その瞬間から代表取締役という立派な肩書を得ることができます。端的に言えば「社長」になれます。

 

世間一般では社長というと、一社員として会社に入社して何十年と務め、出世競争に勝ってようやく就ける地位というようなイメージがありますが、自分で会社を作れば、楽に「社長」の肩書が得られるのです。

 

私は肩書きに関しては別にこだわりがある方ではありませんが、ニートという立場にくすぶっているなら、いっそのこと社長にジョブチェンジしちゃうのも悪くないと思います。

 

また株式会社を設立できるほどお金や自信がない人は、個人事業主(フリーランス)になる方法もあります。個人事業主なら税務署に開業届を提出するだけで良いので、手軽に事業を始めることができます。

 

就職活動をする必要がない

 

これがニートの人にとって一番のメリットじゃないでしょうか。一般的に会社に入社するためには、履歴書を書いて面接を受けます。

 

そうすると嫌でも過去の自分と向き合わなければなりません。「はあ~こんなに職歴が開いちゃって面接官になんて説明すればいいんだよ。」とかいろいろなマイナス感情が湧き出てきますよね。

 

その感情が「自分なんてどうせダメな人間なんだ」というような無気力状態を作り上げ、ニートという現状から抜け出せないんだろうと私は考えます。

 

しかし起業をすれば過去の自分なんて関係ありません。もちろんそれまでの実績や学歴があれば有利なこともあるんでしょうけど、商売を始めたらお客さんが見るのはサービスの良し悪しやその人の人柄であり、商売をやっている人の過去なんかどうでもいいんです。

 

実際八百屋さんに行くのは新鮮な野菜や元気なおばちゃん店員に会いたいからであり、おばちゃんの学歴や過去のことなんか気にしませんよね。それと同じです。

 

自分で自分の居場所を確保できる

 

私がネットでニートの人の就職体験記を読んでいて疑問に思ったのは「社会の中で居場所ができて良かった」という声です。

 

たしかに会社で働けは「○○で働いている○○です。」所属している安心感はあります。

 

しかし私の経験上、会社の人間関係って基本的に上辺だけの付き合いですよね。転職すれば前の職場の人とは関係が切れるし、相性の合わない人とも嫌々仕事をしなければならなりません。

 

はっきり言って、会社って居場所としては決して心地よくないじゃないかなと実感しています。

 

だったら自分で自分の居場所を確保する意味でも起業は有益だと思います。自分で作った居場所ですから当然自分好みにカスタマイズできますし、人間関係も自分の納得のいく人と関係が構築できます。

 

わざわざ他人が作った居場所に飛び込み疲弊するぐらいなら、自分で作った方がよっぽどマシではないでしょうか?

 

以上今日はここまでです。私は起業自体はしたことがないので、こんなことを書いて良いのかな?と思いましたが、ニートの人がひとつの選択として起業をするのはいいんじゃないかなとずっと考えていたので記事にしてみました。

 

ぜひ若者支援をしている団体には就労支援だけでなく、起業支援にも取り組んで頂きたいものです。